2019.02.13 11:43「唇よ、熱くキミを語れ!」70年代が好きだ…。天然色の風景、加速をつけて生きる大人達、歌謡曲から映画まで。何よりも窮屈な現在よりおおらかだったあの日々は間違いなくササキカズヤの歌う原点。きっと今の子達は知るまい。映画館でタバコが吸えたと…電車のトイレは垂れ流し…ラジカセで録音する時は息を殺し…バイクはノーヘルOK…大人になって得たものより子供の時に夢を見ていた躍動感の方が素晴らしい気がするのは単純におっさんになったからでし...
2018.08.09 11:56「唇よ、熱くキミを語れ!」思い入れの強い場所を離れるという事は拠り所の無い寂しさを、中々に引きずってしまう事を初めて知った。膨らんだ思い出は所詮思い出に過ぎないのだが、歳のせいか若い頃のようにポイッと捨て去る事に苦労する。単車と数本のギターはまだこの街に置かせて貰ってるが、未練は隅田川にスッーと流して行く…歩いて行けば風景は変わるものなのだ。この街もかなり変わった。ア チェンジ イズ ゴナ カム
2018.05.19 04:52「唇よ、熱くキミを語れ!」「倒れた」というより「タオレタカッタ」のかもしれない。半世紀も過ぎた頃すでに私の心と身体はボロボロの状態であった。上手にごまかしていたツケの代償はスイッチを切るように突然おとずれた。人の死生観は様々だ。私は「生」と「死」を真正面から受け止めた時、なんのまじりっ気もない「潔」の一文字しか浮かばなかった。風景は各々あるだろうが今日、私が日常を跳みしめる時、大小関係なく起きているすべての「事」というもの...